「殿、利息でござる!」感想・レビューと3つの見どころ

あらすじ&キャスト

阿部サダヲ×瑛太×妻夫木聡の豪華キャスト共演!殿様役は<羽生結弦>!!

3億円集めて、ビンボー脱出!知恵と勇気と我慢の銭戦が今、はじまる…。

金欠のため容赦なく重税を課していた仙台藩。

中でも小さな宿場町・吉岡宿では、破産と夜逃げが相次いでいた。

町の将来を心配する十三郎は、知恵者の篤平治からある秘策を打ち明けられる。


出演:  阿部サダヲ 出演:  瑛太 出演:  妻夫木聡 出演:  竹内結子 出演:  寺脇康文 出演:  きたろう 出演:  千葉雄大 出演:  羽生結弦(友情出演) 監督:  中村義洋

出典:https://www.videopass.jp/

「殿、利息でござる!」感想・レビュー

つつしみを持った逸話
マツ

おすすめ: 5.0実話を元に作られた映画で、舞台は明和三年(1766年)仙台藩、黒川郡吉岡宿。
吉岡宿の知恵者「菅原屋篤平治」の「お上に銭を貸す」という一言から始まる物語。

フィギュアスケートの羽生結弦選手が友情出演してるとして話題にもなった「殿、利息でござる!」ですが役どころと演技に驚きました。

ここできたか!という感じ。

それに演技もうまい!

羽生結弦選手の出演シーンは大きな山場になっていますので、ぜひ注目してみて下さい。

 

さて物語についてですが、伝馬を担っていた宿場町をお上からの利息で救うという感じ。

伝馬を担っていたにも関わらず仙台藩からの助成金は出ていなかったという吉岡宿。

伝馬を現代の何かに例えると・・・個人的な印象だと公用のシェルパ?(笑

コトバンク

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 伝馬の用語解説 - 江戸時代,諸街道の宿駅に常備され,公用の人や荷物の継ぎ送り…

 

夢物語と思われていた吉岡宿の救済プランを真に受け目的に向かってひた走る阿部サダヲ演じる「穀田屋十三郎」の姿が非常に面白いです。

まっすぐな「穀田屋十三郎」とは対照的に戸惑いを隠せない言いだしっぺの「菅原屋篤平治」。

そんな「菅原屋篤平治」が徐々に本気になってゆく心情の変化も見ものですね。

 

出資する者たちが自らに課す「つつしみの掟」は私利私欲の為ではないという意思の表れでもありますが、子々孫々まで掟を繋ぐということが後々の吉岡宿にも影響することとなり昔の人はただただ凄いと思うばかり。

最後の語りにもただただ驚くばかりですが、そこから入るエンディングテーマがRCサクセションがカバーする「上を向いて歩こう」

今は亡き忌野清志郎さんの歌声が素敵な映画の最後を締めています。

ここからネタバレを含みます
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